ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条

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ホームページの最大の失敗は、納品時に「おぉ〜いいね〜」とデザインに満足してしまうことです。


ホームページの役割には集客や売上をもたらす以前に、ホームページ作成に投じた経費をいち早く回収することや運営に費やす労力(人件費)を無駄にしないことなどが挙げられます。

運営経費に関しては「改善」によって費用対効果を引き上げられますし、集客や売上も「改善」によって、成果率(コンバージョン率)を引き上げられます。

これらのことから「改善しにくい」サイトもホームページの失敗と言えるでしょう。

記事の概要


この記事は、

  1. これからホームページの作成やリニューアルを検討している人
  2. ホームページの設計に行き詰まっている人
  3. ホームページを立ち上げることに、得体の知れない不安を抱えている人

上記の人たちに「なるほど!そうなんだ!やってみよう!」と、言って頂けたらと考え書きました。

本記事では、一般的に行われている「ホームページ作成のプロセスに無駄が多い」ことを指摘し、制作会社優位のホームページ制作やプロや専門家に依存しなければホームページ運営が進まないホームページが作成されていることを指摘しています。

ホームページのデザイン・ラフほど、無駄なものはない!

ホームページの制作を業者に依頼すると、大抵の場合がデザインのラフ案を提出され、好みのデザインになるまで修正し、制作が始まるという流れだと思います。

だから、上手くいかないのです!

ホームページの作成を依頼するにしても、自社で作成するにしても、まずはサイトのテーマと運営方針を固めるのが失敗しない秘訣です。

そして、サイトのテーマや運営方針が固まったら、サイトはサッサと作って公開するのが得策です。

原稿を書き、数人で回し読みし、特に読みにくかったり、専門用語が羅列されていなかったりと、「分かりにくい文章」「読みにくい文章」で、なければ、極論、SEOなんて無視してサイトを公開しても問題はありません。

デザインに時間や経費を投じるのは大失敗の素です。

なぜ、「サイトは悩まずサッサと立ち上げる」ほうが良いのかというと…

その理由は、会議で予測したホームページを通じた売上獲得計画や検索上位表示の目論見は「机上の空論」となるからです。

そんな机上の空論に時間を割くよりも、サッサと原稿を作り、コンテンツ化して、アクセスデータを集め、改善を加えたほうが、はるかに効率が良く、売上獲得も早くなるからです。

サッサと立ち上げる場合でも、これだけは準備しましょう

ホームページは、サッサと作って公開し、順次改善を加えるのが成功の秘訣ですが、次のことだけは、ホームページを立ち上げるどころか原稿作成に取り掛かる前に準備しなければなりません。

サイトのテーマ

奔放にサイトを更新しても、検索ランキングに影響を与えるのは「アクセス」なのです。自由奔放なサイト運営でも、確かにトラフィックを集めることは出来ますが、その成果はコンテンツ数に大きな影響を受けます。

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下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」といった感じですね!

運営方針

更新スケジュールとも言い換えられます。定期的な記事のアップは、定期的なクローラーの訪問と呼応してインデックスが早まっているようにも感じられます。また、「毎週火曜日と金曜日は○○サイトの更新日だ!」と、ファンに印象つけることができれば、着実なトラフィックの獲得と売上にも期待できます。

改善スケジュール

広告収入メインのサイトなら、他の記事などでご紹介している考察を参考に奔放だけどコンテンツ数にものを言わせるやり方でも収益を上げられるでしょう。

しかし、事業サイトの場合は、やはり、定点観測に基づく改善を行ったほうが成果を上げ続けられると感じています。

顧客ターゲット層も絞りすぎるな!

「○○し過ぎるな」というのも「程度問題」なので、分かりにくいですが、顧客ターゲット層というものは、サイトに掲載する原稿を作り続ける中で明確になっていきます。

そのため、あえて、事前に顧客ターゲット層を設定する必要はないわけです。

ホームページ立ち上げ時に準備する原稿は「書きたい事」「伝えたい事」「書きやすい事」を中心に原稿を作っていくので、自然と脳裏に描いていた理想の顧客層が明確になっていくのです。

一般的には「文章を書く時には、誰に向かって書くのかを明確にして…」などと言われますが、実は「文章を書くことに慣れるまで」は、特定の誰かに向けて書こうとすると、妙にお利口さんの文章が出来上がり、結局、誰にも届かない記事になってしまいます。

顧客ターゲット層を絞ると、原稿のテーマも絞られてしまいます。

そのため原稿に使用されるキーワードも限られ、検索経由のトラフィックを獲得するキーワードも限られたものになってしまいます。

その結果、人気のキーワードで上位表示を望むようになり、検索上位表示争いに参加せざるを得なくなります。

また、あなたご自身がトラフィックを獲得することが得意なキーワードをアクセス解析データを使っても見つけられなくもなります

その結果、ネットを使った集客や販売での、「得意な顧客層」を見つけられなくなってしまいます。

SEOで悩むな!基本さえ押さえれば、後はアナリティクスが教えてくれる

SEOの基本は抑えるべきです。

例えばタイトルの基本事項やディスクリプションの基本事項。加えて1記事1テーマに絞り、無駄に長文を書き、主題から逸脱した文章を書かないことなどは重要です。

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最低限抑えるべきSEOに関しては『人気ブログ記事がSEOで成功している要因を考えてみた』を参考にしてください。

SEO特化型サイト(検索経由のトラフィック獲得をメインのアクセス経路として運営するサイト。リスティング広告などの広告をほとんど利用しないサイト)を運営したい場合は、3割の記事は眠ってしまう(アクセスされない)ことを覚悟の上、まずは、改善に必要なデータ収集のために「書きたいこと」「伝えたいこと」「書きやすいこと」をコンテンツ化し、公開してデータを集めることに注力するのが大切なのです。

上位表示を狙う「キーワード選定」に関しての詳細は『SEOや検索上位表示対策でよくある3つの間違い』を参照してください。

サイトの運営を成功に導く「制作段階」での目標は、原稿「100記事」!

ホームページを公開する前に、いつまでに、サイト内コンテンツの数を100ページにするのか!その100ページは、どのようなカテゴリーに分かれ、それぞれ、何ページくらいずつ作成し、どのような順番でアップしていくのかを設計すると、ホームページの作成で失敗する事はありません。

ホームページ作成で失敗しない5つの質問

  1. サイト内コンテンツの数を「いつまでに」100ページにするのか!
  2. 100ページのコンテンツは、どんな「カテゴリー」に分類されるのか
  3. その「カテゴリー」の数は?
  4. 各カテゴリーには、何記事くらい含まれるのか
  5. 記事の公開順は?

特にホームページ制作会社に依頼する場合は、あらかじめ運営方針を固めておくと、どのような「管理画面」が必要なのかが分かります

ホームページの制作依頼で失敗しないためにも、サイトのデザイン・ラフに満足して、制作を始めるのではなく、管理画面や操作画面を見て、可能なら実際に担当者が操作性を確認し「これなら、計画を遂行できる!」と、なることが重要なのです。

公開までに準備する原稿の数は「30記事」その理由は!

ホームページの公開までに準備する原稿の数は30記事分です。

しかし、どのような記事を、どのようなカテゴリーに分類して作成するのかは100記事分の「記事テーマ」を列記する事でクオリティが高まりますので、必ず「原稿のテーマ出し100本ノック」は実践してみてください。

一口メモ


この時、準備する記事は

  1. 書きやすいテーマ
  2. 伝えたいテーマ
  3. 見込客に知っておいて欲しい事
  4. お客様(商品やサービスを購入した後)に知っておいて欲しい事などを、
  5. 顧客の「悩み」や「欲求」または、生活シーンなどに分類し「テーマ・カテゴリー」をアイデアすることから始めます。

こうすることで、100記事分の記事テーマをスムーズにアイデアすることが出来ます。


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ホームページの公開までに100記事分の原稿を準備する必要はありません!


100記事分の原稿の中から、サイトの公開時に掲載する原稿を10記事ほど選抜し、その後2週間程度(長くても1ヶ月)で、公開する記事20記事分の原稿が出来上がれば、サイトの制作に取り掛かっても失敗する事はありません。

それよりも、100記事分の原稿が出来上がるまで、ホームページが公開できないことのほうが、かなりの時間的なロスとなります。

残りの70記事分の原稿は、制作期間とあらかじめ準備した20記事を公開し終えるまでに、原稿が底をつかないペースで準備していけば充分です。

それでは、原稿作りでもっとも大切なことをご紹介します。

原稿作りの3ヶ条

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前半で紹介した「ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条」を整理すると、第1条は「サイトは悩まずサッサと作って公開しろ!」です。

第2条は、「SEO基本だけで充分。必要なことはすべてアクセス解析データが教えてくれる」で、第3条は「悩まず書ける『原稿テーマ出し100本ノック』を実践せよ!」です。

第4条以降の原稿作りの三ヶ条」を抑えるとSEOの基本とセールス・ライティングの基本を抑えることにもつながります。

特別にSEOことを勉強したり、セールス・ライティングの講座を受講したりする必要もありません。

なぜ、そのようなことがたった3つの事を守るだけでなし得るのかは、それぞれの段落をお読みいただき、実践を通じて確かめてください。

それでは、第4条から第6条を紹介します。

1記事1テーマ!ブレるな!深掘りするな!広げるな!

「ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条」の第4条は「1記事1テーマ!ブレるな深掘りするな、広げるな!」です。

ホームページの作成に取り掛かる前に「原稿のテーマ出し100本ノック」と言うお話をしました。

なぜ、この100本ノックが必要かと言うと、「書きたい事」「伝えたい事」「書きやすい事」を中心にテーマをアイデアし、原稿を書き始めると、必ずひとつの原稿の中で、話が膨らみすぎたり、深掘りし過ぎたりしてしまい、枝葉の多い記事が出来上がってしまいます。

結局、話が膨らみ過ぎたり、広げすぎたりすると、記事のテーマがブレてしまいます。

記事のテーマがブレると検索エンジンは、そのページが何について書かれた記事かを適切に判断できなくなるため、結果として、どのようなキーワードで検索された場合にも上位に表示されなくなってしまいます。

また、読者に関しても、ひとつの記事の中でテーマがブレ始めると「自分には関係ない記事」だと、読み進める中で感じるようになります。

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記事の冒頭では、「私に必要な記事だ!」と感じて読み始めたのに、記事の中盤に「あれ?私にはあまり関係ない?」と感じさせるのは、せっかく一生懸命、長文の記事を書いたのにもったいないですよね!

読者は「自分に関係ない記事」と感じた文章に続く「あなたの提案」に対しても「自分に関係ない」と感じてしまいますので、セールスは成り立ちませんし、セールスページへの誘導にも従ってくれません。

原稿のテーマ出し100本ノックは、このテーマのブレを「あ!そう言えば、この内容は12番の記事で書くのだった!」「わ!これを書いてしまうと48番に書くことがなくなってしまう!」と、気付かせてくれるわけです。

記事テーマにあった読者への出口を明確に!

「PASONAの法則」をご存知でしょうか。

これは、セールス・ライティングの「型」のようなものです。

「問題提起(Problem)」「感情を揺さぶる(Agitation)」「解決策の提示(Solution)」「限定性、緊急性(Narrow down)」「行動を示唆(Action)」の頭文字をとったものをとったものです。

人気の記事に見られる「記事の構造」とその役割をまとめてみた』に解説しているブログ記事原稿の定型フォーマットも、このPASONAの法則をブログ用にカスタマイズしたものです。

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個人的な見解と、これまでの経験からお伝えすれば、ブログ記事に「感情を揺さぶる(Agitation)」や「限定性、緊急性(Narrow down)」は、それほど重要でないと感じています。

それよりも大切なことは、「共感」だと考えています。

出口付近では煽らず自然に

『ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条』の第5条「記事テーマにあった読者に優しい出口を提案する事」です。

これまでお手伝いをさせていただいて感じていることは「行動を示唆(Action)」のパーツが「ほとんど掲載されていない」もしくは「多すぎる」ブログサイトでは、適切な成果を挙げられていません。

本サイトでも「行動を示唆(Action)のパーツ」を掲載していない記事はたくさんあります。

すべてのブログ記事の最後に必ず「行動を示唆(Action)のパーツ」を読者への呼びかけとともに掲載するのは「押し売り感」が出てしまうので控えた方が良いと思います。

しかし「この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます」「関連記事」「この記事と合わせて読みたい記事」などは、記事末に掲載しサイト内回遊率(セッションあたりのページビュー数)を上げることは必要だと思います。

に「今すぐ詳細をチェック!」などをブログ記事に掲載するのはあまりお勧めできません。

特に「更新日」を掲載しているブログに「今すぐ詳細をチェック!」という読者の行動を煽る「呼びかけ」は、更新日から日数が経過した読者に対してマイナス印象を与えます。

また、「更新日」を掲載せず読者へ行動を煽る呼びかけを掲載した場合はブログ記事のメンテナンス作業を煩雑なものにしてしまいかねませんので、やはりお勧めできません。

しかし、アクセス解析をもとに、コンバージョン・コンテンツへの誘導率を引き上げたい記事に関しては、読者を煽らない自然な文章(例えば、「この記事を読んだ多くの人は、こちらの商品をお試しされています。」など)を添え、読者に明確な出口を提示してください。

その他、「補足」の段落を使って、「この記事を読み終えて○○だと思ったら、こちらの記事を読んでみてください」などの「選択型行動示唆」という手法を使って、読者の出口を提案する方法もあります。

質問に答えて、自分なりの考えも伝えろ!

第6条「検索は「読者の質問」。記事には、その「答え」を「共感」とともに掲載すべし」です。

このこともPASONAの法則に基づいたもので、人気のブログ記事でもやはりこのルールは踏襲されています。

PASONAの法則に当てはめると、この「検索は「読者の質問」記事には、その「答え」を掲載すべし」のハートは「解決策の提示(Solution)」に当たります。

しかし、検索窓に打ち込まれた質問に対して、ただ単に解決策の提示を行うだけでは、ただの「商品の売り込み」です。

前段落で、ブログ記事に必要なのは「感情を揺さぶる(Agitation)」や「限定性、緊急性(Narrow down)」ではなく「共感」だとお伝えいたしました。

共感してくださっている読者だけが読み進めてくれる

例えば、本記事は「これからホームページの作成やリニューアルを検討している人」や「ホームページの設計に行き詰まっている人」「ホームページを立ち上げることに、得体の知れない不安を抱えている人」など、「ホームページの製作で失敗したくない人」を対象に書かせていただいています。

私がこの記事を書く際には、「ホームページの製作で失敗する」とは、世間ではどんな認識なのだろうか…と、これまでいただいたご相談内容を整理しながら考えました。

その結果、一番多かったのが「製作につぎ込んだ以上の売上を獲得できていない」というもので、2番目に多かったのが「更新できない」もしくは「更新するたびに経費を必要として費用対効果が悪い」と言うものでした。

そして、「なぜ、そのような結果になったのか」を整理していくうちに「デザイン・ラフで満足して依頼している」「サイトの運営が視野に入っていない」「ホームページを使った収益構造を適切に把握できていない」という3つの問題が浮き彫りになったのです。

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この記事では「デザイン・ラフで満足して依頼している」と「サイトの運営が視野に入っていない」について詳しくお伝えしていますが「ホームページを使った収益構造を適切に把握できていない」についてまで掲載すると長文になりすぎるため『費用対効果を上げるなら!間違いだらけのホームページの売上の仕組み』に掲載しています。

ホームページの「見た目」が売上に関係していないのは分かってはいるものの…

  1. 何を基準にホームページの出来を評価すれば良いのかわからない…
  2. どうせお金をかけてホームページを作るのなら自分好みのデザインに…

と言う想いが邪魔してしまい、このような結果を招いているようです。

しかし、これらの「ホームページの製作で失敗したと感じている人」の事例は、私の経験に過ぎず、上記2つの「想い」が、失敗を招いていると言う考えも、私の見解です。

費用対効果を上げるなら!間違いだらけのホームページの売上の仕組み』で紹介している内容も、これまでの私の経験をもとにお伝えさせていただいていて、記事の内容に共感を覚えてもらえなければ、最後まで読み進めていただけない記事ばかりです。

を言えば、共感いただけた方だけが、関連記事などにも興味を持ち読んでくださっているだけだと思います。

記事末に提案する「読者への出口」は、煽りや緊急性、限定性を足さなくても「共感」を得ることができれば、提案に乗ってくれるものだと私は考えており、これまで10年間、この考え方でホームページ運営のお手伝いをさせていただいてきました。

ご案内

本サイトは、特にホームページの製作や運営サポートを売り込むためのサイトではございません。もし、早急な対応を希望されていたり、ご相談を希望していただける方は、ご返信にお日にちをいただくかもしれませんが、お問い合わせより、ご連絡ください。

なぜ、ホームページは誰でも簡単に無料で作れるようになったのか

『ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条』の残り2つは「なぜ、ホームページは誰でも簡単に無料で作れるようになったのか」を掘り下げて考えると、安心して受け入れられるようになります。

「なぜ、ホームページは誰でも簡単に無料で作れるようになったのか」の単純な答えは、ホームページが登場して以降、制作会社へのクレームが多いので「だったら自分たちで作って!料金は別のところでいただくから!」と言う考え方からサービスが始まっています。

ホームページはその昔HTMLやCSSなどの専門言語を習得した専門家にしか作ることができませんでした。

しかし、エンジニアの一部の人たちが、ホームページ制作を請け負うのではなく、誰でも簡単にホームページが作れる「ソフト」を売った方が儲かるのではないか!と、考え「ホームページ作成ソフト」が普及しました。

その後、ホームページソフトはHTMLのバージョンが上がったりすると、新しいバージョンに対応したソフトが必要になるため顧客の負担が増える!それなら!と「クラウドサービス」として、ホームページ作成アプリをリリースしたほうが、ホームページ時を自作したい人は使い続けてくれるのではないかと考え、クラウド型のホームページ作成アプリが登場しました。

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こういった「ホームページ作成」をビジネスにしたエンジニアを支えていた裏舞台を支える存在があったのですが、あなたは、それがどんなサービスなのか、わかりますか?

クラウド型サービスとアプリが手を組んだ結果

ホームページ制作の裏舞台を支えていたのは、ドメイン管理会社とレンタルサーバー会社です。

クラウド型のアプリを提供するためにはサーバーが必要です。そしてレンタルサーバー・サービスは玉石混淆の状態にあり、この両者が手を組むのは必然の流れでした。

さらに、今でもそうですが、ホームページの製作料金に対して、明確な基準がなく、「素敵なデザイン」に投資したとしても、その製作費用は回収できない…無料でも「似たような」素敵なデザインのサイトを作ることができる…となれば、ホームページ制作会社への依頼は減り続けます。

その結果、ホームページ制作会社は「SEO」を自社の強みにしたり、「マーケティング」を強みとし製作サービスを打ち出しますが、「SEO」も「マーケティング」も「製作時」に必要というよりも「運営」にこそ、必要なサービスであり、この「SEO」も「マーケティング」に関しても、依頼者は、その成果を適切に判断、評価することができず「どうせ試行錯誤が必要なら、無料サービスでホームページを始めよう」という考えに落ち着く人が増え始めたわけです。

そして、「どうせ試行錯誤が必要なら、無料サービスでホームページを始めよう」とホームページ制作に投資しなくなった人たちの一部の人たちは「習うより慣れろ」を実践し始め、成果を手にし始めたのです。

これが、『ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条』のつめ「スキル不足に悩むな!スキルは自然に後からついてくる」です。

スキル不足に悩むな!スキルは自然に後からついてくる!

確かにHTMLやCSSのスキルを磨けば、訪問者への訴求力を高めるデザインや演出、視線を誘導するデザインや構成を再現することはできるようになります。

視覚効果を面白いと無意識にでも感じさせれば、その周辺の文章を読んで位もらえることも増えるでしょう。

多少落ち込んでしまうような「悩みの改善」を求めて検索した人がたどり着いたホームページで暖かみのある優しいデザインが採用されていたら、落ち着いて文章を読み、共感を覚え、運営者の提案に素直に応じてくれることもあるでしょう。

しかし、心配する必要はありません。

クラウド型ホームページ制作アプリを提供している人気の企業が抱えるデザイナーも、WordPressのThemeを販売している人気の開発会社のデザイナーも、そのようなことを踏まえながらコンテンツのテンプレートを作成しています。

ただ、それだけではないので、多少注意も必要です。

開発会社やアプリ提供企業は、ホームページを作る人にも楽しんでもらえるようなデザインや演出を「簡単に」実装できるシステムを提供しています。

そのため、同じサービスやThemeを使っているのに、成果が出るホームページと、一向に収益を生まないサイトが存在するわけです。

その是非を分けるのがアクセス解析データの活用です。

アクセス解析データも「習うより慣れろ」です。アクセス解析データの活用の仕方に関しては、最低限押さえておきたい項目というものは存在します。

ただ、用途に応じて多岐に渡るため各記事の中で、その用途に応じた活用方法をご案内していますので、参考にしてください。

スキル不足に悩む必要はありません。また、ホームページの製作や運営のスキルに長けた人に頼る必要もありません。

SEOも同じです。

なぜなら、あなたの見込み客に必要な情報とはどんなものなのか。あなたの見込み客をお客様として迎えるためには、どんなことが必要なのかといった「あなたの」顧客獲得のための情報や「あなたの」顧客を獲得するスキルは、ホームページ制作会社やデザイナー、コンサルタントやSEOの専門家より、あなたのほうが、はるかに優っています。

特に注意していただきたいのは、SEOに関しては、SEOの専門家よりGoogleのほうが格段に上です。そのGoogleから、あなたの記事は「このようなキーワードで検索されています」「私たち(Google)は、あなたの記事を『このようなキーワード』で認識しています」とGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを通じて教えてくれるのですから、それらのデータや提案に従い改善することで、SEOスキルや検索上位表示スキルは自然と身についていきます。

ドメイン、サイトネーム、デザインで悩む前に、まずは、30記事分の原稿を書け!

『ホームページ作成で失敗しないための8ヶ条』最後の第8条は「ドメイン、サイトネーム、デザインで悩む前に、まずは、30記事分の原稿を書け!」です。

他のコラムでもお伝えしていますが、多くの上手くいっていないホームページの製作時の話を聞くと、ホームページを立ち上げたいと思って、真っ先に取る行動が、制作会社に見積もりを取り、適当な制作会社を見つけたら「ドメインは取得済みですか?」と、問いかけられドメインを取得しています。

ホームページのドメインの多くが「社名」や「店舗名」「屋号」になっていることが多いので、確かに「指名検索」に関しては、ドメインネーム(ドメインの綴り)がSEOされていると言えます。

しかし、ホームページに掲載している「テーマ」と「ドメインネーム」に関してSEOされているかと言えば、「そうではない」としか言えません。

ホームページはインターネット上の店舗だと言われていましたが

その昔「ホームページはインターネット上の店舗」だという表現がされました。しかし、インターネットが普及する前を考えてみても、電話帳を開いて店舗名で連絡先や住所を調べるということはありませんでした。

電話帳を使って、お店を調べる場合は「業種」や「サービス内容」で辞書を引くように、電話帳を使って調べていたものです。

近年、この「電話帳を使ってお店を探す」という経験をしたことのない世代のほうが多いと思うのですが、なぜか、この世代に関してもドメインネームやサイトネームに「社名」「店舗名」「屋号」を採用しています。

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過去、私がホームページの依頼を受けるときにも、確かにご契約後、真っ先にとっていただく行動は「ドメインの取得」でした。

しかし、ご契約前にホームページの運営方針やテーマを話し合い、その運営方針とテーマを実装するために必要な工数を算出し、お見積もりを提出したのちのご契約でしたので、既に「サイトのテーマ」は、決まっていました。

ただし、取得したいドメインネームをライバル(同業他社)に取得されては困りますので、「とりあえず抑える」という形でドメインを取得していただいていました。そして、そこから原稿作りです。

なぜ、原稿作りを優先するのか

30記事分の原稿を優先させる理由の詳細は『ホームページの自作で失敗しないコツがいろいろ見えてきた』でお伝えしていますが、原稿を作るのは、依頼先のホームページ制作会社ではなく、あなた自身です。

あらかじめホームページのテーマを決めていたとしても、原稿を書いていく中で、その構想は広がったり縮小したりします。

原稿作りの過程では、この「広がり」と「縮小」を整理しながら進めていくのですが、ドメインネームやサイトネームが、この「広がり」と「縮小」を妨げ、原稿を書けなくしてしまうのです。

確かに、ドメインを取得しサイトネームを決定していたことで無駄なテーマの広がりや縮小を適切に抑制できることもあります。しかし、あなたが書いた原稿の文体とデザインがマッチしないということは多々あります。

そのため、サイトのデザインに関しても、出来上がった原稿をもとに行ったほうが、はるかに読みやすいホームページが出来上がるというわけなのです。