ホームページ初心者のための「記事の作り方」

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これまで企業サイトの運営サポートを行ってきて、今でももっとも多い悩みが「記事が書けない」「ブログに何を書いていいのかわからない」というものです。

そして、ブログのテーマは決まったものの「SEOのことを気にし出したら書けなくなる」というのも、次に多いご相談です。このコラムでは、そんなお悩みを解決する方法をご紹介しています。


この記事の概要


「ブログに何を書いて良いのかわからない」という悩みは「準備不足」が原因で「SEOのことを気にすると記事が書けなくなる」と言うのは、SEOや検索上位表示への認識に誤りがあるからです。

これまで2,500件以上の成果改善報告をいただいたり、900件以上のSEO改善実績を上げさせていただいたりしてきた経験から、ホームページ作成初心者のための「記事の作り方」と「準備」に関して解説しています。

よく読まれるブログ記事に共通している「ブログ記事原稿定型フォーマット」に関しては『人気の記事に見られる「記事の構造」とその役割をまとめてみた』を参考にしてください。

記事を書くためには準備が大切

「ブログに何を書いて良いのかわからない」と、悩む最大の要因は「書くテーマのストックがない」と言うものです。

「今日は何について書こうかなぁ」なんて考えていたって、記事のテーマなんて、そう簡単には浮かびません。

よく、SEO系の本などには、ブログ記事のテーマを「検索キーワード」からアイデアする方法が紹介されていて、書いたブログ記事が狙った検索キーワードでアクセスされるよう願ってブログを書く人がいますが、なかなか、上手くいかないのが現実です

それでは、その理由と「記事を書くための準備」について順を追って解説しましょう。

ブログ記事のテーマ作りは2度進化する

「ブログ記事に何を書けば良いのかわからない(思い浮かばない)」という悩みをなくすためには、記事のテーマをいくつもストックしておくことが大切です。

そして、このストック方法には3段階のステップがあります。

初期段階では「書きたいこと」「伝えたいこと」を記事のテーマとしてストックします。目安として30記事以上100記事に到達するまでは、この「書きたいこと」「伝えたいこと」でブログ記事を更新し続けてもアクセスを獲得することは十分できます。

ブログ記事が100記事を超えるまでSEOや検索上位表示、検索経由のアクセスなんて気にしなくても良いわけです。

なぜなら、キーワードプランナーなどで見つけてきた人気のキーワードをテーマにして記事を書いたとしても、そのキーワードで検索上位表示を達成できるとは限らないからです。

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仮に上位表示できたとしても、そのキーワード経由のアクセスが、あなたに売り上げを獲得させるかどうかは、また別の話です。

記事作成を始めたばかりの時期は「データを集める」時期

ブログ記事が少ない、ホームページのコンテンツが少ない時期は、アクセス解析のデータ量も少ない時期です。

しかし、ブログ記事が100記事もたまってくれば、アクセス解析データも充実し、どんなキーワードでアクセスされた場合に、コンバージョンコンテンツに誘導できているのか、または、どんなキーワードでアクセスされるのが(あなた自身)得意なのか!と言うことを知ることができます。

この「得意なキーワード」や「売上につながるキーワード」をアクセス解析から見つけられるようになって、キーワードプランナーを使い、関連するキーワードを記事のテーマとして書いてはじめて、意図的な検索経由のアクセスを獲得できるようになるわけです。

これが、第一の進化です。

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第2の進化を解説する前に【初期段階】の記事の書き方で「なぜ」成果を上げられるのか、そして、記事テーマのストックを増やせるのかをお伝えします。

ブログ記事のテーマ作りの【初期段階】

ホームページ運営で成功する最たる秘訣は「情報発信」です。

見込み客が、あなたの商品やサービスを買わない理由は「情報が足りない」もしくは「情報が届いていない」からに他なりません。

  1. 「なぜ、他社より高いのか(もしくは安いのか)」
  2. 「他社商品より、あなたの商品を選ばなければならない理由は?」

この2つが、あなたの商品を見込み客が知っていても「買わない」理由です。

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そもそも、「お金がない」「買えない」という場合は、情報を届ける先が間違っているわけですね!

この「なぜ、他社より高いのか(もしくは安いのか)」だけでも、1記事1テーマに絞って記事を書こうとすれば、数記事書けるのではないでしょうか。

この【初期段階】では、あなたが「書きたいこと」「伝えたいこと」「書けること(書き易いこと)」を、まずは列挙し、そのテーマを細分化して、記事テーマのストックを増やします。

まずは、30記事分の記事テーマを作れるよう頑張ってみてください。

記事のテーマが30個浮かばなかったら

私は、エバーノートやマインドマップを使いながら、記事のテーマをストックし、そして細分化して、今後書いていくブログ記事の「タイトル」をストックするようにしています。

いきなり、30記事分のブログタイトルを絞り出そうとしても、難しいですので、まずは、5記事から10記事を目安にブログ記事のテーマをアイデアし、タイトルを考えます。

「ブログのタイトル作り」の作業に行き詰まったら、各記事の「章立て」を考えます。

1記事2,000文字から5,000文字程度でまとまるよう章立てを考えるのですが、はじめに作った「ブログタイトル」に基づいて「章立て」を考えていくと、10を超える章立てが必要な記事テーマに当たることがあります。

この場合は、記事のテーマが大き過ぎたとわけです。

再度、記事のテーマとタイトルを見直し、初めにアイデアした記事のテーマを2から3のテーマに分割します。

分割した記事のテーマにタイトルをつけ、章立てを行います。この段階ではまだ、5記事分か10記事分ほどしか記事のテーマを書き出せていないのですが、「章立て」の作業を進めていくと記事のテーマが当初の2倍3倍になることは少なくありません。

この「章立て作業」を行う中で、必ず「今すぐ書き始めたい!」と、感じるテーマに出会います。

「ブログに何を書いたら良いのかわからない…」と、悩んでいた人が「今すぐ書き始めたい!」と、感じるようになるわけです。一度試してみてください。

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「今すぐ書き始めたい!」と、強く感じて、実際にブログを書く作業を進めても、途中で文章が浮かばなくなることも少なくありません。そんな時は、下記を参考にしてください。

  1. 記事テーマの列挙に行き詰まったら、ブログのタイトル作り
  2. ブログのタイトル作りにいき詰まったら、各記事の章立て
  3. 各記事の章立てに行き詰まったら、本文を書く
  4. 本文を書いていく途中に「補足事項」や「新たに伝えたいこと」が浮かんだら、記事のテーマとしてストックする

この繰り返しです。

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ちなみにこの記事も、コンテンツ化の際に文字数が多すぎると感じ(当初は7,000文字オーバー)3つの記事に分割されました。

記事作成の「第一の進化」を体感しよう!

ブログ記事が100記事を超えるまでは、アクセス解析のデータを見る必要はないとお伝えしましたが、これまでサポートを行ってきた中でのお話をすると30記事を過ぎたあたりから、有効なアクセス解析データとして、Googleアナリティクスを活用できるようになります。

ブログ記事にSEOを盛り込んでアクセスと収益アップ!

SEOを意識して記事を書き始めるタイミングは、Googleアナリティクスなどの「アクセス解析データ」が充実してからです。

その理由は、ブログをアップして初めに発生するアクセスは、SNSにブログの更新を投稿した時です。すなわち検索経由のアクセスが発生する前に、SNS経由のアクセスが発生するからです。

検索上位表示を狙ってブログ記事を書いたとしても、思った通りに上位表示を果たせるとは限りませんし、そのキーワードで検索されるとも限りません。

第一、その狙った検索キーワード経由のアクセスが、あなたの書いた記事を存分に読んでくれるキーワードなのかどうかも、キーワード選びの段階ではわかりません。

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人気のキーワード経由でアクセスを獲得できれば、売上につながるかなんて希望的観測以外の何物でもないですよ!


ブログ記事を30記事から100記事もアップしていれば、意図しなくても、自然に検索経由のアクセスデータが蓄積できます。
参考記事


記事の露出を増やす方法は『ホームページを作る前に押さえておきたい8つのステップ』を参考にしてください。

ツールを使ってSEOを意識した記事のテーマ作りの方法

アクセス解析データが蓄積されたら、その中からアクセスの多い記事のタイトルや検索経由のアクセスがより多く発生しているキーワード、そしてコンバージョンコンテンツに誘導できているキーワードを見つけ出し、テーマ毎に整理します。

ここで整理した「テーマ毎のキーワード」が、あなたが得意なキーワードと言うわけです。また、売上につながる可能性が高いキーワードとも言えます。

この段階にきて、あなたのブログ記事テーマ作りは「第一の進化」を遂げ、第2段階に入ります。

その「テーマ毎に整理」した「キーワード」をキーワードプランナーに打ち込んで関連キーワードを取得します。

「キーワードプランナー」はGoogle AdWordsのツールですので、抵抗がある場合は「goodkeyword」などを使うのも良いかもしれません。

キーワードプランナーに、あなたが得意なキーワードを打ち込めば500個以上の関連キーワードを見つけることができるでしょう。「goodkeyword」を使っても70個くらいは見つけることができます。

全てが重複せずブログ記事のテーマやタイトルに結びつくと言うわけではありませんが、「ブログに何を書けば良いのかわからない」という悩みは浮かばなくなるでしょう。

関連キーワードの中から、記事のタイトル付けや章立ての作業がやりやすいもの「あ!このキーワードで伝えたいことがある!」「お!このテーマは見落としていた!」と、感じるキーワードを優先して記事テーマのストック作りや原稿作りに取り組んでください。

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決して検索数が多いキーワードや広告単価が高いキーワードを優先しないように!

検索上位表示の成果やライバルのことが気になり始める第二の進化前

記事テーマ作りの第一段階で「書きたいこと」「伝えたいこと」「書ける(書き易い)こと」をブログにアップし、アクセス解析データを蓄積させたら、そこから「あなたが得意なキーワード」「売り上げが見込めるキーワード」を見つけます。

この「第一の進化」を遂げ、第二段階のブログ記事テーマ作りを経験していくと「検索順位」や「ライバル」のことが気になり始めますが、無視して構いません。

なぜなら、検索結果は随時変化していますし、あなたが実際に上位表示を狙っているキーワードで検索して確かめてみても、そのあなたが見ている検索結果を見込み客が見ているとは限りません。

これは、あなたと同じ検索キーワードで、見込み客が検索していたとしても同じことです。詳しくは『SEOや検索上位表示対策でよくある3つの間違い』を参照してください。

ここで補足的にお伝えするとすれば、ライバルサイトのことが気になり始めたとしても「ライバルより上位に表示されるには…」を考えるのではなく、ライバルが抑えきれていない関連テーマ共起語をテーマにした記事を書くことはできないか!と言うことを考えるように心がけてください。

用語解説

共起語とは

「共起語」とは、ブログ記事のテーマと設定しているキーワードに付随して頻繁に使用されるワードのことです。

「関連語」との違いがわかりにくい「共起語」ですが、関連語には「同意語」や「類義語」が含まれますが「共起語」には含まれません。例えば果物の「りんご」がキーワードにお場合「さんフジ」や「赤い」「丸い」「青森」「青リンゴ」「アップル」などは、関連語です。果物の「りんご」の共起語には「無農薬」や「産地直送」などとなります。そして「椎名林檎」の共起語には「ライブ」や「曲名」などがこれにあたります。

その結果「林檎」と書かれた椎名林檎のファンブログは「りんご(果物を意味する)」の検索結果には出現しないよう検索エンジンが学習しています。検索エンジンは、同音異義語や同一表記で意味が異なるものを、この「共起語」を頼りに学習し検索結果を最適に保とうとしていると言う話もあるようです。

共起語を探すには、下記のツールがとても便利です。

記事がバズる!第3段階のブログ記事テーマ作り

第一の進化を遂げ、第二段階の記事テーマ作りに慣れてきたら、第二の進化に向かいましょう。

第二の進化、ブログ記事テーマ作りの第3段階では、インターネットから離れて、記事のテーマを見つけます。

あなたの顧客ターゲット層に関連した「雑誌」「テレビ番組」を参考に記事のテーマになりそうなキーワードを見つけてください。

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私は、コンビニの雑誌コーナーで女性誌の表紙に書かれたキャッチコピーや「番組表」を参考に記事テーマをストックしています。

すぐに記事が書けなくても「季節に関するキーワード」なら、来年また検索されるでしょうし、トレンドは循環するので、書けるタイミングで記事を起こし、バズるだろうタイミングでSNSにシェアします(思い通りにバズらないほうが、私の場合は多いですが…(汗))

特に雑誌などに掲載された「テレビ番組表」は的中率100パーセントの「預言書」ですので、番組が放送された直後などにブログ記事をアップ(WordPressの予約投稿機能を使いましょう)し、SNSでシェアすれば、かなりのアクセスを獲得できます。

また、テレビ番組にはCMが流れますが、別の時間帯にも同じCMが流れることって多いですよね!このタイミング(時間帯)も同じような属性がインターネット検索を行うタイミングですし、SNSを見ている時間帯だと言えます。

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このほかの方法として、この時期までに獲得できたお客様からのフィードバックや「既存顧客限定の無料相談」などを実施し、その内容をもとにブログ記事テーマをアイデアすると言う方法も有効です。


まとめ


ブログ記事を書くためには「準備」がとても重要
「準備」が重要な理由は、ブログ記事のネタを尽きさせないためと情報提供不足を起こさないため。

ブログ記事を書くステップには3段階あり、検索上位表示を狙った記事作成のテクニックなどは考える必要ない。

ライバルより上位に表示させたいと考えるより、ライバルが見逃している関連キーワードや共起語での記事作成を心がけよう。