SEOテクニックへの大きな誤解
記事の概要

SEOがテクニックで、そのテクニックの高さが検索ランキングを決めるのなら、世の中には「スパムSEO」や「ブラックハットSEO」などの言葉は生まれなかったでしょう。

「SEO=検索上位表示対策=アクセスが増え売り上げも増える」と言う幻想に取り憑かれ、無駄な時間と出費を出さないよう、本記事で整理してください。

SEOテクニックを身に付けてもアクセスは増えない

「SEOテクニック」と言う言葉をどう捉えるかによって、この「SEOテクニックを身に付ければアクセスは増える」は、正しくも誤りにもなります。

「SEOテクニック=検索上位表示対策テクニック」だと考えれば、そのテクニックを身に付けても、アクセスは増えません。

なぜなら、実質的なSEOテクニックなどは、存在しないからです。SEOに、存在しているのは、テクニックではなく、ルールです。

Googleのガイドラインに沿うこと、これがSEOのルールです。

これに対しSEOテクニックとは、このGoogleガイドラインを巧みに解釈しシステムの癖や欠陥をつく、Googleをあざむく手法だと言えるでしょう。

SEOはテクニックの多くは、Google検索のバグをつく裏技で危険がいっぱい

数年前、検索エンジンのバグやシステムの特徴を逆手に取った裏技的なSEOテクニックのことは「ブラックハットSEO」と呼ばれていました。

しかし、ここ数年、そんな言葉も聞かなくなってきましたが、実は今でも有効な裏ワザ的な手法は存在します。

組織的な取り組みと検索エンジンの評価に繋がる周辺知識が必要ですが、これらのテクニックは、大量のIP分散(検索地点の大量分散)をもとに行われ、自然な検索行為のような振る舞いをするので、Googleも摘発できません。

これらのGoogleも摘発不可能なテクニックに対抗するために、検索結果は、検索者個人の傾向やサイトの閲覧傾向をもとにカスタマイズされ、その「趣向データ」を蓄積し「検索体験の最適化」の制度を上げるために「Googleエコー」などが誕生したのではないかと、私達は考えています。

SEOはテクニックではなくマナー

私達はSEOに必要なのは「テクニックではなく、マナー」だと考えています。

なぜなら、SEO活動の結果として検索経由のトラフィックを増やす事が出来れば、市場から見込客を見つけ、その見込客を顧客として、受け入れられるようになっているのが、昨今の検索エンジンだからです。

あなたは、セールス・テクニックに長けた営業マンから商品を売り込まれるのと、セールス・マナーに長けた営業マンからセールスされるのでは、どちらから買いたいですか?

ついつい買っちゃうのは、セールス・テクニックに長けた営業マンかもしれませんが、出来ればセールス・マナーの整った営業マンからセールスを受けたいものですよね。

私達も、このように考えるようになって以降、SEOマナーを磨くよう日々心がけています。

キャラ右

SEOマナーを磨き、Googleガイドラインに沿った情報発信を続けた結果として、Googleは、検索結果をさらに上位へと上げてくれているのだと考えているわけです。

SEOや検索上位表示には「更新頻度」が欠かせない

SEOや検索上位表示対策には「ブログの更新頻度が欠かせない」とも、よく言われます。

しかし、その更新頻度の目安などを明示しているSEO業者を見つけることは出来ません。

なぜ、「更新頻度」に着目されるようになったかと言うと、ほとんどの企業サイトに「情報不足」と言う欠陥があったからです。

誰でも、5年前の情報より最新の情報を必要としています。しかし、中には、5年前も今でも有効な情報は存在します。

このような情報を取り扱っているサイトはアクセスされ続けるため、更新しなくても検索経由のトラフィックを獲得し続けます。

また、以前、検索エンジンは、コンテンツに書かれた内容を適切に理解できていませんでした。 特に画像に関しての理解は、ほとんど出来ていませんでした。

数年前の話ですが検索エンジンにとって「りんこ」「リンゴ」「林檎」は、全く別物だったのです。

この3つの「りんご」が、果物のりんごを意味すると理解できるようになっても「サンふじ」がリンゴだとは理解できず「椎名林檎」は、リンゴだと認識してしまうほどだった時代もあります。

そこから、検索エンジン精度が飛躍的に進化していくのですが、これとほぼ同時期、放置された無数のWEBサイトが検索エンジンにとって邪魔な存在になってきました。

更新頻度を上げると検索上位表示しやすいと言われ始めた頃は、この「放置サイト(古い情報のまま、必要とされる最新情報がアップされないサイト)を見つけやすくするために、検索エンジンに最新情報の提供を行っているサイトだと通知することで、放置されていたサイトが評価を落とした結果、検索順位が入れ替わっていたようです。

更新頻度は「低い」より「高い」ほうがマシな程度

現在、私達の取り組みでは、内容の薄いコンテンツを頻繁にアップし、更新頻度を上げるよりも、内容の濃い情報を掲載したコンテンツを時折アップするほうが、検索経由のトラフィックを安定して獲得できると感じています。

新規でホームページを立ち上げた際は、ファンを獲得するためにも、更新頻度を上げ、多くの情報提供を行うのは有効だと思います。

いきなり100ページのホームページを公開しても、閲覧者は、どの記事から読めば良いのかわかりませんし、古い記事は見なくなるので、あまり意味はないと考えています。

100ページ分の原稿が準備できるのなら、公開時は20〜30記事程度にとどめて公開し、翌日から3記事ずつ時間を開けて公開していけば、1ヶ月ほどでファンも獲得でき、検索エンジンからの評価も存分に頂けるでしょう。

その後は、情報提供の穴を埋める形で更新を保てば、充分、検索エンジンが評価するサイトに育てられるのではないかと、体験を通じて感じています。

更新しなくても、頻繁に閲覧されていれば検索順位は落ちない

私達は、ほとんど更新していないサイトをいくつか管理しています。

SEOや検索上位表示対策でよくある3つの間違い』の記事で取り上げている「記事代行どっとこむ」も、そのひとつです。

この他のサイトでも「毎年その時期になるとトラフィックが急増する」コンテンツもあり、そのコンテンツの閲覧をキッカケに他の記事も2、3読まれるため、ほとんど更新していないWEBサイトでも、安定したトラフィックを獲得しています。

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キャプチャを載せ自慢するほどの数でもないので、キャプチャ画像の掲載は見送ります。


に更新頻度を上げても上げても、検索エンジンからの評価を得ることができず、検索経由のトラフィックを増やせないと言う体験もしてきました。

この時に気付けた「更新頻度を上げても、検索経由のトラフィックを増やせない理由」は、「似たような内容が多い」という点です。

検索エンジンが飽きるどころか、きっと、私達のサイトを見つけてくれた読者さんたちも飽きさせてしまったのではないかと思います。

アクセス解析を見ると、リピート数は月を追うごとに減少し、1セッションあたりのページビュー数も、どんどん減少していき、最終的には、検索エンジン経由のトラフィックは、ほとんど獲得できないサイトとなってしまいました。

検索順位はサイト単位ではなくコンテンツ単位

その昔、SEO業界の中では「ドメインパワー」と言う言葉がもてはやされました。

検索エンジンがドメイン自体を評価し、そのドメイン(URL)下のコンテンツは検索エンジンから高く評価されやすく、検索上位表示を果たしやすいというものです。

この考え方は「ペイジランク(または、ページランクとも言う)」によって明らかとされ、実際にそのような結果が出ていました。

ちょっと、豆知識

過去Google Chromeなどで確認できた「ページランク」ですが、この語源は「ペイジランク」です。Google創業者の「ラリー・ペイジ」がアイデアしたコンテンツ評価指標でしたので「ラリー・ペイジのランク付け」と言う意味から「ペイジランク」と呼ばれたようです。

(出典元)Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター

この頃、流行ったのが「オールドドメイン(中古ドメイン)を使ったスパムSEOです。

しかし、今は、全く通用しないどころか、このようなガイドラインを無視した検索上位表示対策を行っているサイトは、直ぐに検索エンジンから姿を消します。

Googleは、かねてより「良質なコンテンツ」を求めており、このことからもわかるように、Googleはサイト単位で評価しているのではなく、コンテンツ単位で評価し検索ランキングを決定していると言えます。

確かに今日でも「3層構造SEO」と言うサイト内リンクとコンテンツ内容のマッチングによる緻密なSEO内部対策は検索上位表示を果たすそうです。

私も何度か取り組んでみたのですが、この「緻密な構造」を再現するのがかなり難しいと感じています。

そのため、今は「緻密な3層構造」などは意識せず、「カテゴリ」と「タグ」そして、関連し合うコンテンツ通しをリンクで結ぶ(文中の参考記事など)程度しか内部対策と呼ばれる施策は実施していません。

それでも、トラフィックは安定しています。そして、この緻密な3層構造に頭を悩ませない分、情報発信に時間をかけられるので、かえってトラフィックは増え、事業にも良い影響を与えていると感じています。

トップページが上位表示したとしても、売上には繋がりにくい

よくあるWEBサイトのトップページには、オリジナルコンテンツ(そのサイト内で、そのページにしか掲載されていない内容)が占める割合はかなり低いものです。

トップページに掲載されるものの多くは、何かしらの「次のページ」に誘導するコンテンツがほとんどなのではないでしょうか?

そのため、仮にトップページが検索上位表示を果たしたとしても、トップページから始まったセッション(閲覧)は、2ページ以上読まなければ、検索者が求める「答え」を見つけることは出来ません。

また、多くの検索上位表示を希望する人がトップページで1位を取りたいと願うキーワードのほとんどは「抽象的なキーワード」が多く、あなたにも経験があると思いますが、「抽象的な質問には抽象的な答えしかできない」「抽象的な欲求には抽象的な対応しかできず、ガッカリさせてしまう」通り、人の抽象的な質問や抽象的な欲求への対応ほど難しいものはありません。

結局、月間平均検索ボリュームが多い「抽象的なキーワード」での難易度の高い上位表示争いに参加し、対応の難しい見込客を集めているわけですから、売上や収益の獲得は、自ずと難しくなるわけです。

を言えば、それだけ難しい見込客を相手にするのですから、より多くの検索数が必要となり、より多くのトラフィックが必要になるわけです。

さらに、人の欲求や不満は「抽象的なものから始まる」ため、抽象的なキーワードによる検索が多くなるわけです。

例えば、同じ「腰痛」に悩む人でも、原因も異なれば、症状も異なります。

スポーツ少年の腰痛とデスクワーカーの腰痛も、異なる点が多々あります。

「腰痛」での検索数より、「少年野球 腰痛」のほうが検索数は少ないでしょうし「少年野球 キャッチャー 腰痛 5年生」となれば、さらに数は減るでしょう。

しかし、「小学5年生の野球をやっている男の子の腰痛」に関する記事を見た親御さんは「腰痛全般のことが書かれた記事」や「少年野球で起こる腰痛について書かれた記事」よりも、明確な答えを見つけることができるでしょう。

記事としても、まとめやすく、文章量や画像も適切なものを掲載できることでしょう。

このような記事はきっとGoogleも「良質なコンテンツ」と判断するでしょうから、「少年野球 腰痛」での上位表示も期待できます。