ホームページを作る前に押さえておきたい8つのステップ
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ホームページを立ち上げて、費用対効果を上げるまでの道のりには「8つの行程」があります。この「8つのステップ」を押さえておかないと、途中で悩むことが多くなりますので注意してくださいね!

ホームページを作って最終的な目的でもある「費用対効果の最大化」を実現するまでには、8つの行程があります。

この8つの行程は「準備期間」「売り上げ増強期間」「費用対効果最大化期間」の3つの期間に分けることができます。

それぞれの時期と、その特徴を抑え、悩むことなく、そして、無駄に外注に頼らなくて済むようホームページを運営していきましょう。

労力や投資が報われにくい時期

ホームページを立ち上げるまでには、自社で作るにしても、制作会社に依頼するにしても、経費や労力が必要になります。

ホームページを公開して直ぐに売り上げが発生したり、集客に成功したりすることは稀で、ほとんどの企業サイトやECサイトでは、この「労力や投資が報われにくい時期」いわゆる「準備期間」を過ごします。

1日も早く、この時期を駆け抜け、投資額も少なく済ませるためには、次のようなポイントを押さえることが大切です。

超小規模サイトでスタートを切る

ホームページを立ち上げる際には、自作する場合でも制作会社に依頼する場合でも「10ページ」程度の超小規模サイトで十分だとアドバイスしています。

トップページに主要コンテンツ(集客や売上を発生させるコンテンツ)を3つ。会社概要にプライバシーポリシー、利用規約や問い合わせ、「よくある質問」などの中から必要に応じて4ページ。代表挨拶と初回のブログ記事で合計10ページといった具合です。

用語に関して

本サイトで記述している「主要コンテンツ」とは、一般的に「セールスページ」や「ランディングページ」と呼ばれるページ「訴求コンテンツ」を指し、このように呼んでいます。

また、この「訴求コンテンツ」に加え「資料請求」「問い合わせ」「ご予約」などを閲覧者に促すコンテンツも含めて「コンバージョンコンテンツ」もしくは「コンバージョンページ」と記述している場合があります。

ホームページを立ち上げる前に「必ず抑えておきたいポイント」は『ホームページの自作で失敗しないコツ』などのコラムでもご紹介しています。

実は、この「準備期間」こそ、ホームページで成功することはもちろん、失敗しないためにもとても重要な期間なのです。

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安易にホームページ制作会社に依頼し「制作相場」でサイトを立ち上げても運営で行き詰まるのは火を見るよりも明らか!

依頼した社長がデザインサンプルを見て「いいね〜」と言ったら、そのホームページ制作依頼は失敗。管理画面を見せられて、担当者が「出来そうです!」と言えれば成功の兆しあり!

ここがポイント!

「ホームページの準備期間」は、ワクワクする期間であると同時に、実際の作業や会議、ミーティングでは、もどかしい思いもたくさんする時期です。

目的は「ホームページを通じた事業全体における費用対効果の最大化」であることを忘れず、「ホームページを公開すること」が目的にならないように注意してください。

コンテンツを足す

10ページ程度のホームページを作成し公開しても、さすがに検索経由のアクセスを確保することはできません。だからと言って「主要コンテンツページ」にインターネット広告を使ってアクセスを発生させるのも時期尚早です。

素早く超小規模サイトを立ち上げる理由は、「ホームページの運営をいち早く始める」ためです。

公開してしまえば「お尻に火がつく」状態になります(だからと言って焦る必要はありません)。

サイトの公開は、10ページで公開しますが、公開翌日から連続してコンテンツを足していくためにも、公開時にはブログ記事30記事分の原稿を用意するのがポイントになります。

この「30記事の原稿」は、公開初期の「更新」を確保するためだけではなく、その後の「運営方針のブレ」も抑制する効果があります。

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なぜ、ブログ記事30記事分の原稿を公開までに準備するのかは『ホームページの自作で失敗しないコツ』を参照してください。

売り上げ発生から利益を増やすまで

コンテンツを足し続ける理由は、無駄なSEOテクニックなどに惑わされることなく、検索経由のアクセスを着実に増やすことができるからです。

また、検索経由のトラフィックを思うように獲得できなくても、記事を足し続けていけば、人気のSNSを通じて、新しい記事を、あなたのお客様やお友達に紹介し、「SNS経由」のアクセスを獲得できます。

そうすることで、徐々にではありますが「売上」や「集客」をホームページが実現するようになっていきます。

ただ、この「売り上げ増強期間」前半は、労力も必要になるため「骨が折れる」と感じる時期もあることでしょう。

しかし、この時期では「利益追及」よりも「新規顧客」の獲得、「新規閲覧者」の獲得、「新規の検索キーワード」の獲得、そして「キャッシュフロー」を手にすることが大切です。

そして、ホームページからの「収益の流れ」が見えてきたら「小規模リニューアル」を行い、PVPC(ページビュー/コンバージョン:1つの成果獲得あたりの閲覧ページ数)を改善していきます。

ホームページから売り上げが発生するまで、アクセス解析なんて見る必要はない

ホームページにアクセス解析(Googleアナリティクスがオススメ)を導入するのは当たり前のことですが、「アクセス解析は難しい」と感じている人も少なくないと思います。

これまで2,500件以上の成果改善報告をいただいてきましたが、ご相談者のほとんどが「早過ぎる時期からアクセス解析を見ている」傾向にあります。

売り上げや集客数を増やすためには、アクセスを増やすことが大前提にはなりますが、アクセスを増やすためにアクセス解析データを参考にするというのは、時期とケースを選びます。

その「時期とケース」を決定づけてくれるのが「ホームページからの売り上げ獲得」なのです。

逆を言えば、売り上げが発生し始めるまでは、アクセス解析などを見る必要もなく、見込み客に伝えたいことを記事にすることに集中する時期に当たるというわけです。

売り上げに直結している導線を増やす「小規模リニューアル」

ここまでの流れを整理すると、ホームページを立ち上げたら、まず、更新頻度を確保し、閲覧者に随時最新の情報がアップされていることを印象付けます。

更新を続けていけば、自ずとコンテンツは増え、検索経由のトラフィックも発生するようになり、その入り口も増えていきます。

ただ、「入り口が増える」だけでは、売上にはつながりません。

ましてや、公開当初から、適切な入り口と出口を設定することは困難です。アクセス解析を参考に、

  1. どんな検索キーワードから発生したトラフィックが成果に結びついているか!
  2. どのページを入り口にしたアクセスが売上に結びついているか!
  3. 上記2つに関連する記事には、なぜアクセスが発生(もしくは、成果が発生)していないのか!(違いをチェック!)

この3つを確認し、各記事に設定している「関連記事」や「記事内リンク」などを修正します。

ブログ記事内に設置した「主要コンテンツ」へのリンクの場所なども、成果を発生させているブログ記事を参考に改修してみてください。

作業効率を高め「経費削減」と「費用対効果の最大化」

ホームページから売り上げや集客を実現できるようになると、おのずと「検索経由のトラフィック」につながっている「キーワード」も増えていきます。

この時期に差し掛かるまでは「あなたが伝えたいこと」を中心にブログを更新していきますが、この時期に差し掛かったら「検索市場で求められていること」を中心にブログ記事を書いていきます。

そうすることで、より検索経由のトラフィックを増やすことができ、そのブログ記事から適切にコンバージョンページへ見込み客を誘導できるようになります。

その結果、まずは「作業効率」が向上し始めます。

サイトの更新などに必要な作業効率を上げる

ホームページ運営に関する「作業効率」は、以下のように評価されます。

  • 作業量 / 作業時間 ⇒ 作業スピード
  • 作業量 / アクセス数 ⇒ 改善データの収拾量
  • 作業スピード × 改善データの収拾量 / 売り上げ = 利益

「改善データの収集」とは、アクセス解析(Googleアナリティクスやサーチコンソール)データに蓄積される、「アクセス径路」や「検索キーワード」に関するデータの獲得を意味します。

「アクセス径路」とは、検索経由のトラフィックやSNS経由のトラフィックのことで、あなたがより多くのトラフィックを集めることができる「得意なアクセス径路」を見つけることに役立ちます。

また、より多くのトラフィックを獲得できている「検索キーワード」を知ることで、効率よくアクセスを獲得できる「記事テーマ」を想起できるようになります。

ブログに「伝えたいことを書く」時期に比べ「検索市場で求められていること」を中心にブログ記事を書くようになると、「何について書けば良いのか」を常にイメージできるため、記事の素材を集めるスピードも上がってきます。

ブログ記事を書く場合に、一番時間を必要とするのが「何について書くか」ではないでしょうか。

記事を書くときの悩み
  1. 何について書けば、検索経由のアクセスを獲得できるのか?
  2. 検索する見込み客は、「何について」読みたいのか?
  3. どんな記事をアップすれば、コンバージョンページに誘導できるのか…
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この3つを整理しなければ記事は、まとまりません。

「伝えたいことを書く」時期は、この3つを「想像」で整理しなくてはなりませんが、アクセス解析データが集まった時期に入ると、この3つは、すべてアクセス解析データが教えてくれるようになります。

また、「参考記事」などは、「Googleアラート」や「Yahoo!知恵袋」「教えて!Goo」などに、キーワードを打ち込めば見つけることができます。

多少経費をつぎ込む余裕がある場合は、ランサーズなどに「キーワードに関連する質問」を投げかけ、その回答記事を買い取るという方法もあります。

例えば…
「肌の悩みと普段のスキンケアに関して、500文字程度で記事にしてください。成功談でも失敗談でも構いません。記事内には、居住都道府県、年齢、性別、職業(女性の場合は専業主婦か兼業主婦かも記載してください)を含めてください。」

上記のような依頼文を作成し、その中から「より具体的」な記事を買い取り、専門家としてのあなたの意見を加え、ブログ記事としてアップするわけです。

この「買い取る記事」の中に、これまであなたがアップしてきたブログ記事のアクセス解析データが示した「キーワード」が含まれるものがあれば、積極的に買い取りましょう!

ここがポイント!

ブログ記事原稿の素材は、隙間時間を使って「Googleアラート」から送られてくる参考記事やニュースに目を通し、エバーノートなどを使い、スマートフォンでいつでも簡単にチェックできるようにするのがポイントです。

私もエバーノートを使い「タグ」に記事のテーマとなる「キーワード」を設定し、ブログ記事の素材を集め原稿を書いています。

また、記事が増え「関連記事」を表示できるようになれば、新しい記事が閲覧された後に、過去の記事も閲覧されるようになります。

その結果、過去の作業量は、アクセス数の蓄積によって自然に「作業効率」を引き上げるんです!

経費を削減する「コンテンツ・トランスフォーメーション」

「コンテンツ・トランスフォーメーション」とは、ブログ記事を別のコンテンツとして「トランスフォーム」させることです。

ブログ記事をメルマガとして配信したり、ブログ記事の一部を切り取ってSNSに投稿したりするなども「コンテンツ・トランスフォーメーション」のひとつです。

また、私たちは、ブログ記事を電子書籍や紙の本としてコンテンツ・トランスフォーメーションするサービスを提供しています。

例えば、1記事2,000文字の記事を100記事掲載しているサイトがあったとします。

その内、コンバージョンコンテンツに誘導している上位20位までの記事を集めれば、4万文字の書籍原稿となります。

4万文字となれば、電子書籍にしても十分なボリュームとなり、Amazonキンドルの無料キャンペーンを使って、読者を獲得することができます。

ブログ記事の場合は、執筆者が意図した「順番」通りに閲覧してくれることは、ほとんどありませんが、書籍の場合なら、執筆者が意図した通りの「順番(流れ)」で、文章を読みすすめます。

電子書籍の出口にホームページ内のコンバージョンコンテンツへのリンクを掲載すれば、また新たな顧客を獲得できる可能性が広がるわけです。

電子書籍以外にも、10万文字程度の原稿を集めることができるのなら、紙の本として出版することができます

これを私たちは「WEBと出版をつなぐ新たなカタチ」として、顧客獲得はもとより、新入社員の研修用教材や採用ツールとして活用するテクニックを提供しています。

新入社員に「自社のブログを読んでおくように!」と言っても、読んだかどうかを確認することはできませんが、本を渡しておけば、確認の方法はいかようにもなります。

詳しくは、特設サイト『出版の新たなカタチ』をご覧ください。

費用対効果を最大化する「露出拡大の方法」

ホームページの作成や運営には、労力とともに経費も必要となります。

自社運営を可能にするホームページを作成する場合は、WordPressなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入をお勧めしています。

しかし、出来る限り専門スキルを必要とせずにホームページの自社運営を始めるためには、そのための「基本設定」が必要となります。

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いちから、全てを自社管理するのではなく、自社運営するための「下準備」や「基本設定」のみを専門家に依頼する方が、はるかに費用対効果、時間効率を上げることにつながるわけです。

初期投資を回収し、利益を上げ、ホームページの費用対効果を最大化するためには、コンテンツの露出は欠かせません。

新しいブログ記事をアップしたら、SNSに投稿し初回露出を行うのは習慣にしたい活動のひとつです。

また、ネットのニュースリリースも大いに活用したいツールです。

「ネット ニュースリリース」や「プレスリリース」と、検索すれば、有料無料を問わず、たくさんのプレスリリースサイトを見つけることができます。

まずは、ホームページを立ち上げたらプレスリリースを行いましょう。

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プレスリリースサイトに掲載されたら、そのことをSNSでシェアすれば、ホームページを立ち上げたことを2度、3度と紹介できますね!

運良く、メディアに取り上げられたら、その喜びも素直にSNSに投稿すれば、ますます露出機会を増やすことができ、アクセスも獲得できるようになります。

あと「はてなブックマーク」なんかも有効ですよ!

そして、コンバージョンコンテンツ(特に新商品のセールスページ)などを公開した際もプレスリリースによって、情報の拡散を狙いましょう。

こうすることで、コンバージョンコンテンツをSNSへ投稿する以外に、プレスリリースサイトに掲載された記事をSNSに投稿して、露出の機会を増やしアクセスを獲得することができるようになります。

このほかの方法として、定期的にコンテンツ・トランスフォーメーションを行い、電子書籍や本を出版すれば、その度ごとにプレスリリースを行うことができるようになります。

ブログを50記事書いてもプレスリリースを行うことはできませんが、50記事分を「紙の本」として出版すれば、その度ごとにプレスリリースを配信することができ、出版記念イベントを開催することもできます。

何かしらのキャンペーンを打つ場合は、キャンペーンを実施する条件が整わなければ、人を動かすことはできません。

毎年のように「○周年記念キャンペーン」を実施していたのでは、「また今年もか…」「どうせ去年と同じでしょ」「また、来年もやるのだから…」と、購買感情を冷やしてしまわないとも限らないわけです。

これでは、せっかくの露出を増やしても、それに見合ったトラフィックを獲得することはできません。

ホームページから生まれる売上は、トラフィックが発生してこそ獲得することができます。そのトラフィックを獲得するためには、広告費をつぎ込むか、作業労力をつぎ込むかの2択しかありません。

しかし、コンテンツの作成、ブログ記事の更新といった作業は、コンテンツが増えて行けばいくほど相乗効果を生みます

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ホームページ立ち上げ当初は、この相乗効果も少なく、もどかしい気持ちや心が折れてしまう時期があるかもしれませんが、諦めることなく、アクセス解析データに反映される「見込み客の声」に耳を傾け、ホームページの自社運営を成功させてください。

記事のまとめ

ホームページを作る前に押さえておきたい8つのステップを順に追うと…

  1. ホームページを立ち上げる
  2. コンテンツを足す
  3. 売上が発生し始める
  4. 改善する
  5. 利益を増やす
  6. 作業効率を上げる
  7. 経費を削減する
  8. 費用対効果を最大化する

となる。

①と②の期間では「もどかしい思い」もするが、焦らず慌てず、この期間を実直に過ごすことで、社内にスキルが蓄積し、⑤〜⑧の期間を迎えることができる。

③と④の期間で獲得する売上では、まだまだ利益率が薄いことも多い。改善するための仮説が外れることもあり、この期間も「悩ましい期間」と言える。

しかし、8ステップの前半で外注に依頼すれば、一時的な安息は得られるものの、社内にスキルは残らず、外注業者の「成果」を適切に評価できなくなる。

①から④の時期を1日も早く切り抜けるために、本サイトの関連記事をチェックしよう!