人気ブログ記事がSEOで成功している要因を考えてみた
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人気ブロガーが書いた記事の多くは検索経由のトラフィックを獲得し、またSNSでもバズっているみたいです。

SNSでバズるためには、SNSフォロアーを獲得しなければなりませんので、人気ブロガーにならなければ、SNSでの「バズり」も期待できないと言う「鶏が先か卵が先か」的な話になってしまいます。そこで、本記事では、「まずやれること!」として、人気ブロガーの記事フォーマットを参考に、そのパーツが果たしているSEO的な効果を考察してみました。

人気ブログ記事の構造と各パーツのSEO的な効果

ブログ関連の書籍を読むと、「もれなく」と言って良いほどSEOや検索上位表示のことを「体験レベル」で書かれています。

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個人的な意見ですが、SEO関連の教則本よりブログ関連の本やアフィリエイト関連の本を読んだほうが実質的なSEOに関する知識や検索上位表示に対する考え方を学べるのではないかと感じています。

検索ランキングを決めるアルゴリズムは、Googleの担当者たちの中でも全貌を知る人はいないと言われるほどトップシークレット事項のようですので、ここでは、各人気ブロガーの著者が語っていることや、私自身が感じていることなどに関して、ブログ記事の各パーツが検索上位表示に及ぼすSEO効果に関してお伝えしたいと思います。

人気ブログ記事は以下のような要素に分解することができます(詳しくは『人気の記事に見られる「記事の構造」とその役割をまとめてみた』にも書いています)。

  1. 記事タイトル
  2. 導入文
  3. 概要
  4. 目次
  5. 大見出し
  6. 本文
  7. 小見出し
  8. 本文
    (「大見出し→本文→小見出し→本文」と言う流れは、2〜3回繰り返される)
  9. まとめ
  10. 補足

それでは、各パートのSEO的な意味合いと効果をご紹介していきます。

記事タイトルが及ぼすSEO効果

記事タイトルにはSEO的な要素が多分に含まれます。なぜなら、記事タイトルは検索ランキングにそのまま表示される文章だからです。

現在、記事タイトルは32文字程度で収めるのが基本となっています。

記事タイトルの文字数には、様々な検証結果がありGoogle、Yahoo!を問わず表記通りに表示させるのなら「20文字以内にまとめる」と言うのが、もっとも有力な見解のようです。

なぜ、20文字かと言うと、スマートフォンでの記事タイトル表示が20文字で整理されていることが多いからのようです。

記事タイトルは、以下のように検索エンジンによって書き換えられることがあります。

記事タイトルの自動変換例

  1. 記号(「-」「|」「!」など)を挟んで20文字を超えた場合、記号以降が省略されたり、サイト名が差し込まれたりする。
  2. 32文字以上(35文字とする調査もある)の記事タイトルをつけた場合、意味ある言葉で区切られ省略記号「…」で以下が省略される(文節の区切りがない場合は、文章の途中で「…」となる場合もある?)

検索結果画面のタイトル文字数や説明文(ディスクリプション)の文字数は、これまでにも何度が変化してきています。今後、スマートフォンの画面サイズが大きくなり、普及サイズも現在のものと変われば、この文字数も変化すると考えられます。

どのように変化したとしても、記事タイトルで検索者の興味をひきつけなければ、クリックしていただけません。そのため記事タイトルの出来るだけ早い位置にキーワードを盛り込み、検索キーワードと関連した内容が書かれていることを記事タイトルで伝えることは、今後も変わらない重要なことなのではないでしょうか。

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記事タイトルは「20文字以内」と聞くと、20文字ピッタリの記事タイトルを書こうとする人が多いですが、それでは、検索結果に並んだ時に目立ちません!

たまには、極端に少ない記事タイトルなどで、クリックされるかなどを検証しても良いと思いますよ!

「導入文」と「概要」で即離脱を防ぐ

「導入文」と「記事の概要」は、訪問者の「即離脱」を防ぐ役割があるようです。

検索ランキングへ及ぼすマイナス要因には即離脱後、再び検索結果に戻られる」または「即離脱後、再び検索行動が行われる」と言う「即離脱」と「再検索」があるようです。

この見解に、私は激しく同意します。

なぜなら、検索エンジンは「ユーザーの検索体験を快適に」と検索アルゴリズムを改善し、検索者に対して速やかに悩みや欲求を充足する情報にアクセスしていただくよう取り組んでいます。

「即離脱」や「再検索」と言うのは、正に、この目標を果たせていない結果です。

即離脱されることが多いコンテンツや超短時間しか滞在されず、再びユーザーが検索を行わなければならないようなコンテンツを検索ランキングの上位に表示し続ける理由はどこにもありません。

そのため「導入文」には、記事テーマに合った検索キーワード経由でのアクセスを想定して、そのキーワードを打ち込んだユーザーに対し、質問の答えがその記事にあることはもちろん、検索者(質問者)が、さらに興味を持つような「ユーザーが期待する、手の届く未来」を提示するような文章を記載するのが良いようです。

該当記事の上位表示目的だけではない記事パーツのSEO的な意味合い

「SEO」と聞けば、1つの記事やコンテンツが、如何に検索ランキングで1位を取れるか、検索経由のトラフィックを集められるかと言う話題に偏りがちです。

しかし「見出し」「本文」「まとめ」「補足」は、サイト全体で検索経由のトラフィックを増やすSEO的な意味合いを持っていると私たちは考えています。

この「サイト全体のSEO的な意味合い」とは、『SEOテクニックへの大きな誤解』で紹介している“3層構造によるSEOテクニック”のことではありません。

補足的に解説しておきますが、この『3層構造SEOテクニック』というのは、任意のページを検索ランキングの上位に表示させるために、そのページの階層化に関連コンテンツを配置し、サイト内のリンク構造を最適化して検索上位表示を狙うと言う、とても緻密な作業と経験が必要なテクニックです。

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過去、この3層構造SEOテクニックを実践し成果を得ている人の講演を何度か聞きましたが、すべての構造が本人の意図通りに構成でき上位表示を果たしていると言うことはないようです。

緻密な設計図を作って3層構造を構成した結果、いくつかのページで上位表示を果たすことはできたけれど、結果が出ていない構造との違いを明確に知ることはできない…と言うのが、彼らの実践智のようです。

それでは、引き続き「見出し」「本文」「まとめ」「補足」が及ぼすSEO効果に関して解説していきましょう。

「見出し」には、記事タイトルの共起語と関連キーワードを含めて上位表示キーワードを増やす?

私の場合は」という枕詞はつきますが、記事を作る際には、まず、タイトルを列挙し、そのタイトルの列挙作業で行き詰まったら、各記事のタイトルに合わせ章立てを行います。

大見出しと小見出しを書いていくのですが、大見出しは各記事2〜3個。小見出しは大見出しに対して3〜5個と言うルールのもと構成していきます(この記事は例外です)。

この「原稿」を準備する段階で、文字数や章立て数の制限を設けることで、当初は1つの記事だと想定していた「記事タイトル」から、2つ3つの記事が生まれることは少なくありません。

実は、この記事もそのひとつです。

記事タイトルをアイデアするだけでは、どれだけの文字数に到達するか、そのテーマを解説するのに、どれだけの章立てが必要なのかまでを予測することは、とても難しいことです。

しかし、この「章立て作り」を記事タイトルに関連するキーワードや共起語を用いて行なっていくと、新たな記事を生み出すことができ、結果的にではありますが、上位表示を狙える新たなキーワードを見つけるきっかけにもなります。

「本文」を500文字前後から1,000文字で抑えるSEO的意味合いとは

本文(各章毎の文章)は500文字前後から1,000文字程度で抑えるSEO的な意味合いは、読者に記事を読むリズムをもたせ、できる限り「記事全体に見合った滞在時間」を過ごしていただくためです。

1,000文字の本文は多少長い気もしますので、可能な場合は2つの章に分けるようにしています。

分割ができない場合は、文字装飾(太字や下線、このサイトならキャラクターコメント)などで文章をデザインし、「文字の塊」というイメージを読者に与えないよう精読率や精読時間を高め、情報を受け取ってもらいやすくしています。

なぜ、このような文字数の制限や文字装飾、コンテンツ・デザインがSEO的な意味合いを持つのかと言うと、そのひとつが「精読時間」の確保です。

また、コンテンツの直帰率が高い場合でも「記事全体に見合った滞在時間」を確保しており、「再検索を引き起こしていない」というデータを検索エンジンに蓄積させ、SEOのマイナス要因を排除するためです。

また、精読率が高まれば、読者には充分情報が伝わったと考えられます。

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あなたが伝えたい情報が、充分読者に伝わっているのなら、あなたが予測した「その情報を受け取った人が、次に欲する情報」にもアクセスしたくなることでしょう。

情報を適切に伝え、それが伝わったのなら、次の情報への欲求が湧く…すなわち「次の記事を読む」「関連記事を読む」「セールスページにアクセスする」と言う行動に繋がるわけです。

そうすることで、次に読まれた記事のSEO的なプラスの要素を獲得することにもつながれば、売り上げにも繋がると私たちは考えています。

「まとめ」で、更に「直帰率」を減らす

「まとめ」を掲載する理由は、本記事のように5,000文字ほどの長文を隅々まで読んでいただいたとしても、見つけたい情報は見つけられたものの、整理できないままとなっていることは大いに考えられます

仮に読者が長文記事を読み、欲していた情報を手にできたと感じていても、その手にした情報への理解度が「なんとなく」では、「次の行動」を起こすことはできません。

そこで「まとめ」を準備し、読者に対し「あなたが受け取った情報を簡潔にまとめると…」と、言った具合に読者の頭の中を整理し、読者自らが「次の行動」をイメージしやすいようにします。

ただし、読者が自らイメージした「次の行動」と、あなたが準備した「記事の出口」が必ず一致するとは限りません。そこで登場するのが「補足」です。

「補足」で読者の「更なる興味」を沸きたて、「次の行動」を起こさせる

ユーザーは、多くの場合「ぼんやりとした欲求」をもとに「検索」を行います。

そして、そこで検索エンジンから示されたコンテンツのタイトルを眺め、自分の欲求に即していそうなタイトルをクリックします。

検索者は、記事の「導入文」や「記事の概要」を読み記事本文に興味と期待を寄せ、「読者」へと変化し本文を読み進めます。

本文を読み終えた読者は長文記事になればなるほど、たくさんの情報を受け取ったことに満足する一方で、本来、欲していた情報に対する意識が薄くなっていることも少なくありません。

そこで「まとめ」のパーツを読ませ、読者が検索を行った「本来の目的」を思い出させるとともに「今読んだ記事が、その目的を果たした」ことを認識させます。

しかし、ここで、その読者が「目的を果たした次に起こす行動」を明確にイメージできるとは限りません。

その目的を果たした次に起こすイメージ」の選択肢として(時には強制的に)、あなたの提案を投げかけるのが、この「補足」のパートです。

補足」には、「まとめ」の内容に付随した「関連記事」を提示したり「まとめ」で提示した問題を具体的に解決する商品やサービスの所在を明らかにし、そのセールスページに誘導したりします。

こうすることで「直帰率」は下がり、閲覧ページビュー数ならびにセッション時間数も増え、検索エンジンの評価を獲得するとともに、読者を顧客に変えることができるようになります。

また「補足」は、記事執筆時に掲載するだけではありません。

記事の公開時には「補足」のパートがなくても、後日、イベントやキャンペーンに関するページを立ち上げた際に、関連する記事に付け足すのもSEO効果を引き上げる結果へとつながります。

まとめ


人気ブログ記事がSEOで成功している理由は、記事構成の前半を担うパーツ(「記事タイトル」「導入文」「概要」「目次」)で、検索ユーザーを「読者」に変え、「即離脱」や「再検索」を行わせず、検索エンジンからのマイナス評価要因を排除している

また記事後半部分のパーツ(大見出しや小見出し、本文、まとめ、補足)では、該当記事のSEO効果を目的にするだけではなく、関連記事や新たな記事を生み出すキッカケや関連記事やセールスページにアクセスを誘導する役割を担わせ、サイト全体のSEO効果も引き上げている。

よく読まれているブログ記事や検索経由のトラフィックを獲得している記事にはフォーマットがあり、ブログ記事の最後には読者への「出口(次の行動)」を示さなければ、売上の獲得も集客も実現できない。

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人気のブログ記事がSEOでも成功しており、人気ブログとして生きながらえている理由は、検索ユーザーを適切に「読者」へと変化させ、最終的には「読者」を「顧客」に転換できているからだと考えられると思います。

そして、記事のテーマを考えるときや原稿を書く際には、SEOや検索エンジンこと、また、ライバルサイトのことを意識しながら書くのではなく、純粋に「顧客(見込み客)」のことをイメージしながら書くことで、結果的にSEO効果も見込まれ、検索経由のトラフィックを集めることができるようになるとも考えられるのではないでしょうか。